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ロードバイク

ロードバイク

最近人気ですね。ロードバイク。

流行しはじめてもう随分経ったと思いますが、未だに人気は衰えを知らないようで、私の周りでも何人かは高価なロードバイクを購入し、仲間とツーリングに出かけたりしているようです。

私が最初にロードバイクに出会ったのは、かれこれ20年以上も前の話。

当時中学生だった私は、男の子によくある自転車野郎で、自転車で片道100キロの旅行をしてみたりとなかなか活動的な青年だったように記憶しています。

その当時、ロードバイクとは呼ばれておらず、ロードレーサーという呼び方で、一部のマニアックな愛好家のもの。今のような誰でもが気軽に楽しむ風土はなく、どこか敷居の高い遊びでした。

もちろん、中学生の私にとっては自動車はおろか、原付の免許も手に入れる事ができない年齢。高校でも免許は禁止されていましたから、エンジン付きの乗り物は夢のまた夢のような存在でした。

そんな私にとっての唯一の移動手段が自転車で、興味がロードレーサーに向くのはごく自然の事。

記憶では、確か期末試験の点数と引換えに、買ってもらったと覚えています。

当時のそれは、クロモリフレームといって最近ではあまり見かけない材質を使ったフレームが主流でしたが、あの細いタイヤ、今と比べると重いとは言っても、ママチャリとは全く違う軽い車体にほれぼれとしていたものです。

毎週のように、友達と自転車であちこちに旅をしました。

途中で疲れて神社の中で眠ったり、夜中の公園のベンチに寝袋で休んだり。

どこにでも自由に行ける事が嬉しくて、時間を見つけてはあちこちに行くのです。

その記憶が今も鮮明に残っていたのか、数年前、新たに1台購入しましたが、これがなかなか乗らない。

走った時の気持ちよさはあの頃のままですが、体は確実に老いている。

次の日の疲れが仕事にも影響するのではないかと、心配しているうちに「明日には」「明日こそは」と徐々に遠のいていき、最近ではたまに近くを走る程度になりました。

思えばあの頃は、勉強もロクにせず、毎日遊び回っていましたから、次の日の心配などしなくてよかったのです。

しかも、自転車しか移動手段がなかった当時とは違い、マイカーを使えば快適に目的地まで移動できてしまう。

何か走る以外の『JOY」を考えないと、どうも続きそうにありません。

大人というのは欲張りな生き物です。

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